祝!ヤマト運輸が宅配ロッカーの配備を前倒しする方針

投稿者:しんさん        2017/03/08

以前に記事に書きましたが、私しんさんは宅配ロッカー推進派です。

そんな宅配ロッカー推進派の私の耳に気になるニュースが今日流れてきました。

宅配便最大手のヤマト運輸は7日、自宅以外で荷物を受け取れる宅配ロッカーの配備を前倒しする方針を明らかにした。宅配業界では荷物全体の約2割を占める再配達の負担軽減が急務。インターネット通販の急増とドライバー不足が深刻になる中、ヤマトも取り組みを加速する。

ヤマトは2016年7月、海外でノウハウを持つフランス企業と合弁で、宅配ロッカーのサービスを開始した。
 利用者は事前登録し、配達時に不在だったとのメールなどを受け取った際にロッカーを指定。メールでパスワードをもらって荷物を取り出す仕組み。現在は関東や中部、関西地方の駅などに約200台を導入した。
 ヤマトは22年ごろに首都圏を中心にロッカー5000台を設置する予定だったが、計画を前倒す。ライバルの宅配各社にも開放し、業界のインフラを目指す。

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- URLの記述に誤りがあります。
- URL=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000095-jij-bus_all

インターネットでなんでも買える時代。宅配業者とドライバーの保護が大切。

以前書いた記事は完全に「利用者としての視点」で書きました。
このニュースをきいて、自分は「全体が見えていなかったな」と気付かされ、反省しました。

インターネットでなんでも買える時代を支えているのはまさに、宅配業者さんと宅配ドライバーさんであることは間違いありません。

「あって当たり前」のように考えてしまいがちですが、

  • リーズナブルな価格にするための経営努力
  • 滞りない流通のための努力
  • 遅配を防ぐための努力

宅配業者さんと宅配ドライバーさんのたゆまぬ努力のおかげでわれわれはサービスを受ける事ができています。

たとえば生命保険会社で考えた時、契約者の利益ばかり追求しすぎて生命保険会社自体が破たんしてしまっては本末転倒です。

これは宅配業者も同様です。宅配事業が、事業としてなりたって初めて、流通と配送の仕組みが正しく機能して初めて、安心して利用できます。

利用者観点での直接の利益ばかり考えてしまいがちですが、事業者を保護することも周り巡って最終的に利用者の利益につながります。

インターネットショッピングを通して「宅配を良し」とした時点で、宅配事業者の保護が一般消費者の利益に最終的につながることを認めたこととイコールなのかもしれません。

宅配ボックスは事業者と利用者の両方にとっての利益。Win-Winの関係。

ヤマト運輸が進めようとしている駅設置の宅配ロッカーは「再配達を防ぐこと」に大きく寄与するでしょう。

わたしがおすすめしている個人用の宅配ボックス・宅配ロッカーも同様に、「再配達を防ぐこと」に寄与します。

提供者側の利益と消費者側の利益はぶつかる場面が多いですが、ときにはお互いの利益が一致することもあります。

宅配ボックスや宅配ロッカーは利用者にとってもメリットですし、宅配業者にとってもメリットです。Win-Winの関係というやつですね。

27年ぶり宅配便の基本運賃を全面値上げしたことを受けて、ヤマト運輸さんに思うところある方もいらっしゃると思いますが、「再配達を減らすためのインフラ整備をする」と決めたヤマト運輸さんの判断を私は尊重したいなとニュースをきいて感じました。

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- URLの記述に誤りがあります。
- URL=http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00000023-jij-bus_all

以前にも記事にしているので細かい言及はしませんが、個人用の宅配ボックスもとても便利で、再配達を減らすためにも一役買います。荷物の再配達がめんどうだと感じていらっしゃる方にはぜひおすすめします。

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