空気公団が好きすぎる

投稿者:しんさん        2016/03/26

空気公団が好きすぎる

自己満音楽紹介シリーズの第五段。

前回に引き続き少し落ち着いた音楽をと思い、大好きなバンド空気公団について紹介します。

僕と空気公団の出会い

大学の時にサークル仲間から、

「空気公団って知ってる?」

みたいな感じで名前を聞いたのが最初でした。

口頭で聞いたので「くーきこーだん」ってなんだと文字をすぐにイメージできなかったことが印象に残っています。

たしか、時をあまり空けずに一度聴いてみたのですが、その時の僕には正直あまり響きませんでした。

なんて言うか、正直「みんなのうたみたい」と思いました。(ほんとにみんなのうたで使われた曲もあるようですね!)

時代の流れに乗って当時エモばかり聴いてました!今でもエモ全然好きですが、当時の僕の耳にはなじまなかったのでしょう。

癒やしを求めて再び巡りあった

大学を卒業して、多分に漏れず僕も就職をしたのですが、僕の選んだ仕事はシステムエンジニアでした。

「IT系の仕事は総じてブラック度高い」みたいなイメージが世の中にはありますが、正しい面・正しくない面あると思っていて、そこの是非は今回の話の本質じゃないのですっ飛ばします。

ただ、どんな仕事でもそうですが、仕事の忙しさには波があります。

その波がある時悪い具合に重なって、まさしく激務という状態が僕に訪れました。ちょうど入社3年目くらいのことでした。

残業200時間とかそんなレベルで、一緒に戦う仲間は居ない、他社にはボコボコに言われる、仕事の内容も初めての内容で手探り、といった形で精神的にも体力的にもかなりギリギリの状態で仕事をしていました。
(念のために書くと、その仕事は最後はうまく行き成功しました。)

個人差ある部分ですが、精神的に弱っている時に、いわゆる「激しい音楽」は耳が受け付けませんでした。それでも何か音楽を聴いて居たかったので、「今の自分が欲している音楽は何か」と自分の内の部分に深く耳を傾けました。

そんな時に昔聴いた空気公団をふと思い出しました。

その時「旅をしませんか」という曲を最初に聴いたのですが、不思議と逃げ出したい気持ちが和らぎ、仕事に立ち向かえる気持ちになりました。

まさに「旅をしませんか」という趣旨の歌ですが、人生とはさながら旅であって、文字通りの旅をするのは仕事にケリをつけてからという活力が生まれました。

その時色々な空気公団の曲を聴く中で特に「窓越しに見えるは」という曲が胸に届きました。
今でも一番好きな空気公団の曲は「窓越しに見えるは」です。

まとめ

ありきたりですがベスト盤が名曲揃いなので、ベスト盤から聴くときっと好きになって頂けると信じています。ちなみに僕はベストアルバム肯定派です。

空気公団の音楽を乱暴に要約するなら「とても上質なポップス」です。昔のユーミンみたいなレトロポップ感を僕は感じます。

僕が一番好きなアルバムは「ねむり」ですが、あまり売られていないので入手はもしかしたら少々困難かもしれません。アルバム通してのカラーに統一感があって、陳腐な言葉で言えばアナログ感を感じるアルバムです。
ローファイとは違うんだけどハイファイと対極にあるような、なんだか絵本のような世界観の漂うアルバムです。

ライブも超オススメです。そんなに高頻度ではライブをやっていませんが、地方でもたまにライブをやっているので足を運んでみてはいかがでしょうか。

さて、旅をしませんか?

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