ベースピック弾きのススメ:指先で逆アングルを作ってピッキングノイズを減らそう

投稿者:しんさん     

「ベースといえば指弾き」というイメージが一般に強いですが、私はベースのピック弾きの音が好きです。

もちろん指弾きの音も好きなのですが、単純にサウンドの使い分けとして「ピック弾きがもっと広まったら良いな」と思っています。

そんなわけで今日はベースのピック弾きについて記事にします。

ベースのピック弾きで大事なのはピッキングノイズを減らすこと!

ベースをピック弾きする時に、一番注意しなければならないのは「ピッキングノイズを減らすこと」です。
基本的にピッキングノイズは音楽的には邪魔な成分です。

ギターのピック弾きでもピッキングノイズはもちろん出ますが、ディストーションやオーバードライブをかける中でベースほど目立たない印象があります。

ピック選びやピッキングフォームなどは人によって個人差がありますが、「余計なピッキングノイズを出さないで弾くにはどうしたら良いのか」を追求すると良いでしょう。

ベースのピック弾きに適したピックとは?

「お好みで」と言ってしまうと投げやりですが、手の大きさやタッチの好みでピックのチョイスは変わってきます。
厚みがあまりに薄いピックはベースに向きませんが、それ以外は好みで選んで差し支えありません。最低でも1mm以上の厚さがあるピックを選んでください。

一般に「おにぎり型やトライアングル型が良い」と言われていますが、私はベースをピックで弾く時にはティアドロップ型を愛用しています。

ジム・ダンロップの1.14mmの青くてワニの絵が描いてあるものが一番好きですね。

このピックは厚みがありつつ、素材に「柔らかさ」があるので、ピッキングノイズが出にくい点が気に入っています。
つや消しの仕上げが施されているので、手に汗をかいた時などにも滑りにくくホールド感があります。

指先で逆アングルを作って弾いてみよう

せっかくなので、私が実践しているベースピック弾きのコツをご紹介します。

ベースをピックで弾く時は「逆アングルで弾いた方が良い」と言われています。
GLAYのプロデューサーとして有名な故・佐久間正英氏も逆アングルピッキングを推奨していました。

逆アングルでピッキングをするためには、右手の親指のポジション取りが重要です。
どういうピックの持ち方をするにせよ、逆アングルでピッキングするときには人差し指がネック側・親指がブリッジ側にむくはずです。

通常、ピックを持つ時は親指の腹と人差し指の側面でピックを持つことが多いです。
私はベースを弾くときには、親指の先と人差し指の腹でピックを持つようにしています。

親指の先と人差し指の腹でピックを持つ。

少し変な持ち方ですが、これによりピックのアングルが逆アングルに保たれます。
和音を弾くときにはこの持ち方だと難しいですが、ベースは単音弾きが多いのでこの持ち方でもちゃんと演奏できます。

動画での解説

随分と昔にアップロードした動画ですが、ベースのピック弾きについて解説した動画をYouTubeにアップロードしたので、ご紹介します。

下手くそですが、曲も演奏してみました。

弾いている曲はVELTPUNCHのクライマーズ・ハイという曲です。


うまい・ヘタはさておき、サウンドの感じなどは参考になるかと思います。

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