総走行距離50mで車のタイヤをパンクさせたメタラー日本で俺だけ説
投稿者:しんさん 2017/02/04

こんにちは、こんばんは。しんさんです。
皆様、普通自動車運転免許はお持ちですか?
ええ、わたくしも持ってございます。
しかしながら、完全なるペーパードライバーでございまして。
本日はわたくしのペーパードライビングテクニックについて少しお話させてくださいませ。
ペーパードライバーズ・ハイ
わたくし免許を取得したのは比較的早かったんです。
19歳になってすぐ免許を取得いたしました。
ところが、免許を取得して10年以上経った今のわたくしの総走行距離。なんと「50m」なんです。
これはフリーザ様の戦闘力と比較して例えた時のウーロンかウミガメぐらいのものです。
具体的に距離で申し上げますと、実家から最寄りの駄菓子屋にすら辿りつけない距離です。
三輪車でもそうこうしているうちに届く距離ですね。うん。
どうしてそんなことになってしまったのか、これから申し上げます。
免許取得後初の運転。助手席座って父ちゃん
免許取得後初めての運転の時はお父ちゃんに助手席に乗ってもらいながら運転したんです。
とりあえず近所の道をぐるっと回ってお家に帰るプランでした。
唐突なんですが、「側溝」ってわかります?
道の左右にある溝みたいなヤツなんですが、側溝って普通蓋がされてますよね。
田舎だもんでうちの近所は側溝の蓋が、基本的にオープンワイドと申しますか、蓋がされてないんですよ。
車で家を出て50mほどの下り坂で、しんさんブレーキとアクセル踏み間違えちゃったんですね。
これはガンズアンドローゼズに例えるなら、アクセルローズがスラッシュとバンブルフットを間違えるような話で、バケットヘッドとリチャードフォータスを間違えたどころの騒ぎじゃないんです。
(なお、僕が栗原類とバケットヘッドを見間違えたことがあるのは国家機密です)
そんなわけで、しんさんを乗せたカローラ(仮)の左前輪は側溝に落ちてしまいました。
「ナゲット割って父ちゃん(タイヤを側溝から出して欲しい)」
僕はそうお父ちゃんに泣いて頼みました。
お父ちゃんは笑いながら、どうしようもない落とし穴に落ちた僕とカローラ(仮)を救いあげてくれました。
でもその時の無理が祟って、タイヤはパンクしてしまいました。
初運転の日はハードロックならぬハードラックでパンクな一日になったことは想像に難くないことでしょう。
なおパンクの修理にいくら掛かったのかはお父ちゃんにいまだに聞けていません。
多分、タクシーで友人のひろし君(仮名)の家まで行けちゃうくらいには掛かったと思います。
ちなみに、お父ちゃんもひろし君もパンクは好きじゃなく、お父ちゃんはサイモン&ガーファンクルが、ひろし君はSyrup16gが好きだそうです(仮)。
なぜなぜ分析
すべからく人間は失敗から学ぶもの。
初運転にして初めての失敗をしてしまったわたくしは、失敗の根本原因の分析を行いました。
結果、意外なことに原因は運転センスが破壊的に無いことにあるとわかりました。
失敗を未然に防ぐにはどうすれば良かったのでしょうか。
思えば、ヒヤリ・ハットは教習所時代に既にあったのです。
マニュアれなかった
男子特有のカッコつけで、教習所にはマニュアル教習で入所したんです。
したんですが、なかなかハンコを押して頂けないと言いますか、進みがものすごく悪かったんですね。
ある時、教官のハインリッヒ先生(仮名)が僕に言ったんです。
「今の時代、マニュアル車に乗る意味なんてあんまりないよなぁ」
「今日びのオートマ車は凄く乗り心地が良いんだよ。」
ええ、鈍感なわたくしも流石に察しました。
これは「速やかにオートマ教習に切り替えろ」という意味であると。
車線変更すら怖い
オートマ教習に変えてなんとか教習も進みまして、公道に出たんです。
初心者からみて他の車の速えーのなんの。
田舎だからってのもあったかもしれませんね。
ちなみにわたくしの地元では石焼きいも屋も時に時速80kmで国道を走るような場所でして。それじゃウサイン・ボルトでも芋買えないよ。
そんなわけでビビリのしんさんは車の流れにも乗れず、車線変更もままなりませんでした。
その日はハンコを貰えず、焼きいもを頬張りながら悔しさで涙を流したことは言うまでもありません。どれだけ涙を流せばあなたを忘れられるだろう、と。
反省
しんさんはドラムを叩くのが趣味なんです。
ドラムって両手両足を使いますよね?
正直わたくし舐めてました。舐めプです。
「ハイハット踏めるんだからクラッチなんて余裕だろう」と。
「スティック回すようにハンドル回してやんよ」と。
でも根本的なことに気がついてなかったんです。
車は事故ると最悪人が死ぬんです。
ハイハットの踏み間違いでおじいさんが亡くなったり、スティックで間違っておばぁさんを怪我させてしまう可能性は限りなくゼロに近いブルーです。
一方で、いきなり竹やぶからおじいさん出てきてぶつかってしまうことは車では起こり得るんです。
再発防止策
基本的に二度と車の運転をしないと心に誓っております。
「かもしれない運転」という言葉がありますが、「かもしれなさすぎて運転は無理」と悟りました。
次回予告
次回は
「電気屋にマリオカートペイント買いに行こうとしたら兄が自転車ごと前に半回転した話」
をお送りしたいと思います。See ya!
追記
兄が自転車ごと回転した話を記事にしました!