遠くの学校や職場に通えるか不安な君へ「なんとかなるよ」と伝えたい

投稿者:しんさん        2016/04/07

これから遠くの学校・職場に通い始める人達へ

この記事を書いているのが2016年3月、年度の変わり目を目前に控え4月から新しい学校や職場に通い始めるという方々もたくさんいらっしゃることかと思います。

あるいはおよそ1年後の進学や就職を控え、進路を考えて不安を感じておられる人もいらっしゃることでしょう。

その中で「今度から通い始める学校や職場が家から遠いから不安だ」と感じていらっしゃる人も多くおられると思うので、「大丈夫。意外となんとかなるよ」ということを伝えたくて、記事にしたためました。

私の実体験

想像で書いてもなんの説得力もないので、私の実体験を元にお話します

私は今30過ぎのおっさんになってしまいましたが、中学・高校と6年間を片道2時間の道のりを通いました

私の地元は千葉県の真ん中あたりに位置する中途半端な田舎町なのですが、東京都新宿区にある私立の中高一貫校に通っていました。

毎朝5時半に起き、6時15分発の電車に乗り、外房線・京葉線・東京メトロと乗り換えて学校に着くのは8時ころでした。

乗り継ぎが悪く帰りは2時間半近くかけて帰り、そこからさらに20分程をかけて駅から家まで歩いて帰る日も多くありました。

私立の学校だったこともあって土曜日も授業が有り、週6日それを6年間続けました。

最初は正直、朝5時半起きが辛かったです。ですが、人間というのは状況に適応する能力があって2・3ヶ月で体が慣れていきました。

電車で座れるかどうかが大きな要素

朝早い時間だったということもあって、私は朝必ず電車で座れて居ました。

2時間ずっと立ちっぱなしだったら正直しんどかったと思います。座れるかどうかは一つとても重要なファクターになって来ます。

遠くになればなるほどオフピークになりますので、座れる電車になる確率は高くなります。

どの位置の電車に乗れば座りやすいのか、どのルートで通うのが負担が少ないのかはリサーチすると良いです。

みんながみんな「なんとかなる」ってなんで言えるの?

  • 「朝が強いか弱いかなんて人それぞれじゃないか」
  • 「あなたが大丈夫だったからみんな大丈夫だなんて無責任なんじゃないか」

おっしゃる通りです。私が大丈夫だったからといってみんな大丈夫だというのは乱暴な話しです。

ですが、決して私が規則正しく、「出来た人間」だから実現できたということでは無いことをお伝えしたいです。

人にいうようなことでは無いのですが、私は朝がかなり弱い方です。
非常に恥ずかしい話なのですが入社式に寝坊で遅刻するような人間です。

※この「愚の骨頂」のような出来事については以下の記事にまとめております。

それでも中高6年間、片道2時間を通い切ることには成功しています。

大事なのはリズムを作ることです。毎朝同じ時間に起きるようにしていれば、人間嫌でも慣れます

通学・通勤の時間を有効活用すること

過去の記事中でもちらほらと書いていますが、私は趣味で楽器を弾きます。特にドラムを演奏することがライフワークの一つです。

自宅では楽器の練習になるべく時間をあてたかったので、学校の勉強は全て電車にのっている時にやっていました。
中高生でしたので週刊誌などを読むことも多くありましたが(マガジン派でした)、「家で勉強をしたくない」という意識が強くあったことと「暇つぶしをしないとやってられない」というのもあって、特に帰りの通学の時間の多くは勉強にあてました。

事実、試験直前等の特殊な場合を除いて、家では教科書や参考書を開きませんでした

大学へは推薦で進学したため大学受験は経験していませんが、ほとんど行き帰りの電車に乗っている時間だけで必要な勉強を済ませました。

ボーっとしていても時間は過ぎていってしまいます。
通学や通勤で時間を大きく削られてしまうという前提条件がある以上、電車に乗っている時間をいかに有効活用するかは大きなカギになってきます。

「近場を選ぶ」も正しい選択肢

現在私は職場まで徒歩20分の距離のところに住んでいます。
正直に言って職場まで近いことは精神的にものすごく楽です。

仕事柄夜中に電話がかかってきたり日によっては夜の作業があったりという仕事の性質上の問題もあって、規則正しく何時から何時までというスタイルの仕事ではないという事情も影響していますが、職場の近くに居を構えたことは正解だったと思っています。

まとめ

遠くの学校や職場に通うという選択をするには何かやりたいことや達成したいことなどの目的があってのことだと思います。

その目的に対する意思や思いが強いほど、長い通学時間・通勤時間は苦ではなくなります

  • 憧れの学校で勉強を頑張りたい。スボーツを頑張りたい。
  • この職場でこの研究がどうしてもやりたいんだ!

その思いがあれば、片道1時間や2時間の通学・通勤など、さして大きな問題ではありません。
始めなきゃ始まらないんです。そして大概のことはやればなんとかなるものです。

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