日本語文章校正用WordPressプラグイン「Japanese Proofreading Preview」活用のアイデア
投稿者:しんさん

WordPress用の日本語校正支援プラグインを作成したので、専用のページを以前作成しました。
まだ知名度が全くなく、ほとんど仲間内でしか使用して貰えていないのが実情です。
少しでも多くの方に届くように、紹介記事を複数回に分けて投稿したいと思います。
「Japanese Proofreading Preview」活用のアイデア
今回の記事では「Japanese Proofreading Preview」プラグインの具体的な活用シーンについて考察します。
個人ブロガーが誤変換や誤字・脱字のチェックに使用する。
もともとこのプラグインは友人事あるブロガーに向けて作成しましたので「個人ブロガーが自身のWordPressブログで使用する」という利用シーンを一番に想定しています。
日本語変換も昔よりだいぶ賢くなってはいますが、まだまだ誤変換は珍しくない現象であるように感じます。
リズムに乗って文章を書いている間はあまり誤変換や誤字脱字にばかり気を取られてしまってはリズムが崩れてしまいます。
この「Japanese Proofreading Preview」プラグインを使用して、文章のチェックをしながら誤変換や誤字脱字のチェックを最後の最後にまとめて実施するのが適した使い方です。
うまく活用することで、
- 「こういう誤変換をやってしまいがちだから、あらかじめ辞書登録しよう」
- 「この指摘をよく受けるから次から気をつけよう」
といった形で、きれいで無理のない日本語文章の書き方が身につくことも期待できますので、ライティング能力の向上に役立てていただきたいです。
記事作成を外注する際のチェックに使用する。
サイトの規模が大きくなってくると、記事を外注する方も多くいらっしゃいます。
- 依頼する側が、納品された記事をチェックする際に活用する。
- ライター側の自己チェックに活用してもらう。
など、外注を使う際にも活用シーンが考えられます。

FirmBee / Pixabay
外注を使用する場合、ライターさんの能力や経験・理解度ややる気などによっても記事の品質にバラつきが出てきやすいです。
「Japanese Proofreading Preview」プラグインはYahoo!の文章校正APIを使用して同じ観点・同じアルゴリズムでチェックを掛けられますので、レビュー品質の均一化が図れます。
日本語がある程度わかる海外の方が日本語ブログを書く際に補助的に使う。
他のアイデアと比べて少し現実味が落ちますが、海外の方が日本語でブログを書く際の表現のチェックに補助的に使用することもできそうですね。
助詞のつながりの正しさや、自然さなどはチェックしてくれないため、かゆい所に手が届かない側面は正直あるでしょう。
一方で、
- 不快語や使用注意ワードを避ける。
- 漢字・ひらがなどちらを使用するかの選択。
- 冗長表現を避ける。
といった観点でのチェックは可能ですので、役に立つ部分もあるでしょう。
追記(2017年3月2日)
「このプラグインは無料で使えますか?」というご質問を問い合わせよりいただきました。
もちろん無料でご利用いただけるのですが、ご質問くださった方がメールアドレスをご記入頂いていなかったため直接返信することができませんでした。
こういったパターンのご質問のために、いただいた質問と回答を記載するコーナーをプラグインの専用ページに追記しました。
ぜひお知恵をお貸しください。
他に良い活用シーンのアイデアがあればぜひお知恵をお貸しください。作者の私が思いつかないような思いもよらない活用シーンがあるかもしれませんね。